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事 務 所 訪 問
粟辻誠事務所

東京都台東区駒形1-3-13 粟辻ビル1F
  
新しくて古い街。浅草。

 東京都台東区駒形1丁目江戸通り、都営地下鉄線浅草駅Al番の出口を出て振り返るとアサヒビールの泡ビルが見える。正面方向には、有名などじょう料理の老舗「駒形どぜう」がある。新しくて古い街、それが浅草だ。その「駒形どぜう」のならび、地下鉄の出口から2分ほど歩くと、行政書士・司法書士粟辻事務所の看板が見えた。自社ビルの1Fにオフィスを構えられている。
 竹を割ったような人。その形容が相応しい生粋の江戸っ子の先生は、行政書士と司法書士の兼業である。行政書士資格は専修大学法学部一年に在学中取得し、その後司法書士の資格を取得、司法書士事務所で3年程修行を積んだ後に今の場所で開業されて10年になる。開業5年後に5階建ての粟辻ビルを新築された。
忙しくて大変だったと述懐されるが、苦労を感じさせないところが先生の魅カなのかもしれない。

行政書士業務をトータルで考える。

 粟辻先生は、現在のところ3割くらいが行政書士業務、7割が司法書士業務だと話される。司法書士の業務から許認可の業務が発生したり、その逆もあったりと、トータル的に業務に広がりがでるという。行政書士業務では国際業務、入管関係を中心に、相続、会社設立等から司法書士の登記関係も多く、将来は成年後見制度にも力を入れたいと、2名の補助者の方と、取材中も忙しくお客様に対応されていた。「なぜ国際業務を」と尋ねると、「判断力を要求される入管法の理由書等を書くのが好きなのかもしれない。」と話される。好きだから仕事にする。それが一番の成功への近道だといまさらながら感心してしまう。
 代理権の業務への活用について尋ねると「外国会社が日本に進出する時に手続き等トータルに依頼されるケースが多いので、代理権活用の余地は非常に大きい。」と、また電子政府については、「申請行為のうち軽微なものは電子申請で対応できるが、人を通すことで融通の利いていたものがきかなくなったり、軽微な補正を「取り下げ」で対応したのでは不動産登記など順位にかかわるものはそれだけでも重大を問題になってしまいます。初めに電子政府ありきではなく、現場の声をすくい上げてシステム作りを行って欲しい。」と語られた。市民法務部、研修センターへは「市民法務部はADR関係、任意後見制度に力を入れていただきたい。」研修センターについては、「従来の研修は断片的、スポット的であったので、各部門ごとに研修内容に充実を図り体系的に全体を把握できるよう、内部、外部の講師の選定も充分検討をしてほしい。」とのご要望をいただいた。

新入会員へのアドバイス

 フットワークも軽く仕事をこなす先生から新入会員へ、「開業してから3年間が勝負であり、その間の努力が将来に結びつくので大切です。」とのアドバイススをいただいた。最後に先生に「何か健康のためになさっていることは?」と伺うと「僕はせっかちだから電車の乗り継ぎとかが苦手なんです。だから入管にも、法務局にも自転車でいくことくらいかな‥‥・・」(笑)。三味線の音色が聞こえそうな下町で、新しいタイプの法律家に出合った思いがした。